この時期になると思い出すこと

いや～。受験シーズンですね～。
もう15年近く前、学生をしていました。

おかげさまで来年でコンサート活動も15周年をむかまするるる。。。

田舎短大を出た後、ピアノを教えていましたが、そのあと先生のすすめもあり、大学院へ行きました。
大学院は大変でした。
なんせ、受験資格をとるところからスタート、と言う(^^;
華々しくも恐ろしい受験勉強のスタートでした。

当時はじまったばかりの「大学評価・学位授与機構」による学士学位を取得していた私は、
まず、大学にその学位を認めてもらうところからはじめました。

この機構は当時、国の機関だったのに、国立大学は「前例がない」ことを理由に、めぼしい大学のどこに掛け合っても受験させてもらえませんでした。仕方がなく、私立に。

私の家から比較的近いところにある大学の大学院に音楽があることを知り、早速そことかけあうと「少し時間をください、教授会で掛け合います」と。総合大学であること、生涯学習としての大学のあり方を考えている大学でもあり、後日結果を伺いに行くと、大学院の試験要項をくださいました。

「ここね。のせましたので。がんばってね。」

指された指の先にあった一文には、「学位授与機構による学位取得者を含む」の文字がかっこ書きでありました。あのときは、まだ受かってもいないのに、うれしかったです。

翌年より現在まで、毎年少しずついろんな研究科に受験している方がいるのも、うれしいことです。受かったかどうかの報告は聞いていませんが、受験者がいるってことは、きっと私以外のどなたかが、ご存じだという証拠で。

うれしい限りです。

学位授与機構による学位取得者って、どのくらい進学しているのでしょうか？ホームページであとでしらべてみよっと。